無理は禁物!糖質制限とうまく付き合う方法



激しい運動をさほどすることなく、科学的に結果が見込める糖質制限ダイエットですが、やり過ぎてしまった結果体調を崩してしまったり、逆になかなか成功に結び付けられなかったりと、難しい事態に陥ってしまうことも残念ながらあります。



そこで今回は、糖質制限のデメリットを率直にお伝えした上で、うまくこのダイエット方法と付き合っていくにはどうすればいいかという方法をご紹介していきたいと思います。




スタミナが切れてフラフラ……。インドアの仕事こそ糖分切れのリスクには要注意



糖質制限ダイエットをしていく場合は、お肉やお魚といったタンパク質は自由にとることができる一方で、甘いものをかなり制限しなければならない事態に直面することになります。



具体的には、食後のデザートやジュースは最小限にとどめなければいけないし、ご飯などのエネルギー源の摂取にも制限がかかる場合があります。



何故なら、ご飯やパンといった主食にはほとんどの場合少なからず糖分が含まれているからで、だからこそそこを削減することで、ダイエットに効果を生み出そうというメソッドとも言えるのです。






もっとも、普段あまり甘いものを食べない方や、強い意思を持ってダイエットに臨もうとしている方にとってはさほどきつくはない条件かも知れませんが、精神的には乗り越えたように感じても、いきなり元気が出ずにフラフラになってしまう、ということも有り得ます。しかも、肉体労働やクラブ活動などで汗を流しているならともかく、インドアな生活をしているにも関わらず体調を崩してしまうリスクも少なくありません。



何故なら、人の脳はもっともエネルギーを必要とする臓器であり、しかもその疲れに直接効くのは「糖分」だったりするからです。



プロの将棋棋士がしばしば対局中に甘いものを食べたり、ボリュームある食事をしたりするのは、単にそうした食物が好きだからではなく、体が即効性のあるエネルギーを欲していることを知っているからです。



棋士ほどの集中力を発揮していなくとも、仕事などをしていれば相当に頭を使っているのは確実ですから、「糖分不足」によって急に頭が回らなくなったり、気力が萎えてしまうことも充分起こり得ると言えるのです。






糖質制限をするのは良いにしても、必須栄養素としての糖分が足りなくて体調を崩してしまっては本末転倒であり、やはり必要な分の糖分は何らかの方法で摂取するのがベターと言えるでしょう。




街を歩いていたら急に気分が……。それ、血糖値不足かも



過度に糖分を制限した生活を送っていると、頭を使っているかに関係なく、急に貧血のような状態になってしまうことがあります。



もちろん体調不良の原因は様々ありますが、糖質制限ダイエットをしているのであれば、血糖値が健康な状態でなくなっていることを疑う必要が出てきます。そして、血糖値不足の恐れがあるなら、詳しい検査をする前に、まずは一定量の糖分を取ってみることが優先になってきます。



確かに糖質はダイエットの大敵ですが、少々摂取したからと言って即座に健康に影響しないのもまた事実です。そして、血糖値の変化は他の要素とは関係なく体調の急変をもたらしかねないので、できるならば血糖値急上昇とならんで急な低下は避ける必要があります。



糖尿というほどではなくても血糖値が気になるという方の中には、どこに行くにもカバンに飴玉をいくつか忍ばせているというケースもあるほどで、お菓子類は糖質が多いだけに、「治療」に役立つという側面もあります。矛盾するような話ですが、ある程度以上の糖質制限をしようとするのなら、常にキャンディーを持っておくというのも有効な手段かも知れません。

無性にイライラが治まらない。これも甘いものを食べていないから?



また、きちんとしたプログラムのもと、順調に糖質制限を行っているにも関わらず、日毎に気分が落ち着かず、イライラしてくるといったことも有り得る事態です。



先に述べたように、糖分には脳へのストレスやダメージを軽減してくれる効果があるので、脳からの指令によって動く私たちとしては、糖分、そしてそれを意味する甘味が足りないとストレスが溜まってしまうという側面があります。



もちろん、健康的なダイエットにあたってはイライラは大敵で、肉体が防衛本能を働かせて痩せにくくなるだけでなく、ストレスから逃れようと甘いものを食べてしまい、ダイエット自体が失敗してしまうリスクもあります。



こうしたことを回避するには、シンプルに「甘いものを食べる」のがベターです。



ただ、だからと言って糖分を取ってしまっては本末転倒ですので、ノンシュガーのお菓子や糖分を抑えたデザートなどを食べることで、ストレスを緩和していくのが最善でしょう。糖質制限中は、どうしてもタンパク質中心で、タフでストイックなメニューになりがちという面もあり、「甘さ」も時には必要になってくるわけです。



糖質を制限してダイエットを成功に導くのが目的だとしても、糖分や、ましてや甘味は「敵」というわけでは決してありません。むしろ、必要量の糖分は忘れずに摂取し、甘味を味方につけてこそ、糖質制限ダイエットのデメリットは軽減され、成功に近付くと言えるでしょう。

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